ガレンのストーリー解説|デマーシアの盾が背負う使命と葛藤【LoLストーリー】

デマーシアって聞くと、ガレンが真っ先に思いつくよね。

正義、規律、騎士―まさにデマーシアって感じだからね。

ガレンにはどんなストーリーがあるの?

それじゃ、今日はガレンのストーリーについて解説するよ。
この記事では、ガレンの生い立ちから見える騎士道、妹ラックスとの葛藤までを、わかりやすく解説します。
デマーシアの勇士ガレン
デマーシアと聞いて真っ先に思い浮かぶ英雄――それがガレン・クラウンガードです。ここではまず、ガレンの「根っこ」を押さえるために、クラウンガード家という家柄と、ガレンの生い立ちを物語の流れで解説していきます。
クラウンガード家
クラウンガード家は、デマーシアでも屈指の由緒を誇る名門の家系です。父のピエターは叙勲を受けた軍の高官で、叔父は遊撃隊所属の騎士として王国の外へ遠征していました。叔母のティアナは、精鋭揃いのドーントレス前衛隊で剣撃士官を務める人物です。そして妹のラックスは、イルミネーターズという慈善活動団体に所属し、人々のために活動しています。こうした家柄と家族の存在が、ガレンの「使命」を幼少期から強く形作っているのです。
叔母ティアナ・クラウンガード
ドーントレス前衛隊の剣撃士官を務め、のちに大元帥へと昇り詰めたデマーシア軍の重鎮です。
妹ラクサーナ・クラウンガード(ラックス)
聡明で優秀な女性ですが、魔力を宿しており、その事実を周囲に隠して生きています。
ガレンの生い立ち
ガレンは幼い頃の喪失をきっかけに、デマーシアの「盾」として生きる覚悟を固めていきます。ガレンが11歳になる前、遊撃隊所属の叔父がメイジの手によって殉職しました。この事件で一族が受けた苦痛と、妹の瞳に宿る恐怖を目の当たりにしたガレンは、魔法こそがデマーシアにとって差し迫った重大な脅威だと確信します。そして彼は、何があろうと防壁の内側に魔法を入れてはならないと心に誓うようになりました。12歳になると、ガレンはクラウンガード家の邸宅を離れて軍に入隊します。訓練の日々の中で、後に国王となる若きジャーヴァンIVと出会い、二人は唯一無二の友となりました。

18歳になる頃、ガレンは隣国フレヨルドとの国境で行われた軍事作戦へ名誉ある参戦を果たします。フレヨルド国境は、ただ寒いだけの辺境ではありません。荒れた地形と厳しい天候に加え、野蛮な部族の襲撃や、氷雪の地に潜む怪物など、常に不測の事態が起こり得る最前線です。ガレンは、静寂の森で活動する邪悪なカルト集団の掃討作戦で重要な役割を担い、ホワイトロックの勇猛果敢な守備部隊と肩を並べて戦いました。
そうした戦果が評価され、叔母ティアナの推薦により、精鋭部隊であるドーントレス前衛隊の入隊選抜試験へと進むことになります。見事入隊を果たしたガレンは、やがて隊内で信望を集め、剣撃士官にまで上り詰めました。ガレンの歩みは、才能だけでなく、恐れと誓い、そして規律の積み重ねによって形作られていったのです。
妹思いの兄

ガレンは妹思いの兄です。聡明で優秀な女性へと成長していくラックスを見て、兄として素直に喜んでいます。その一方で、ラックスが魔力を宿していることにも薄々気づいていました。
しかしデマーシアでは、メイジは忌むべき存在として恐れられています。しかもメイジは、叔父の命を奪い、一族に深い傷を残した“脅威”そのものです。もしラックスがメイジだと認めてしまえば、クラウンガード家の中に禁忌が潜んでいる現実を直視しなければならない――その重さに、ガレンは耐えきれませんでした。
結果としてガレンは、ラックスとどう接していいか分からなくなっていきます。疑念を振り払うように武芸や任務に没頭し、さらにはメイジ狩りの捜査の手が妹に及ばないよう、ジャーヴァンIVのもとへ嫁がせることさえ考えます。守りたい気持ちが強いほど、国のルールが刺さり、距離ができてしまう――それがガレンの「妹思い」の苦しさなのです。
サイラスとの因縁
ラックスは自分の魔力を抑える方法を探すため、メイジたちを収容している施設へ通うようになりました。そこには捕らえられたメイジだけでなく、魔法に関する書物や記録も保管されており、ラックスにとっては“学ぶための場所”でもあったのです。
そこでラックスは、囚われの身であるサイラスと出会います。サイラスは魔法に関する知識を持ち、ラックスは彼から魔力の制御について学びました。周囲に力を隠して生きるラックスにとって、サイラスは自分を理解してくれる数少ない存在に映り、やがて唯一の理解者として信頼するようになります。
しかし、その信頼は利用されました。サイラスはラックスを騙して脱獄を果たし、捕らわれていたメイジたちを引き連れて施設を脱出します。そして事態の収拾に動いたガレンは、脱獄したサイラスと対峙することになるのです。

妹を利用されたガレンにとって、サイラスは単なる脱獄囚ではありません。守るべき存在を踏み台にし、国の秩序を揺るがした許しがたい敵でした。一方のサイラスは、自身と同胞のメイジを虐げてきたデマーシアの体制を崩し、自由を手に入れることを目指していました。こうして両者は、互いの信念と怒りをぶつけ合うように刃を交えることになります。
しかし勝負に決着はつきませんでした。サイラスは同胞のメイジたちと共にその場を離脱し、逃亡します。ガレンは敵を取り逃がした事実だけでなく、妹を巡る問題がもはや個人の秘密では済まなくなったことを痛感させられる――この一件は、彼の使命と葛藤をさらに深める転機となったのです。
反逆者サイラス
魔力を知覚し、触れた相手の魔力を奪って自らの力として行使できるメイジです。
ふぉー的推しポイント

ガレンは、妹の記憶を失ってもわかるほど妹思いの兄なんだ。
ガレンは洞窟で、記憶を食い物にする鬼婆と対峙します。鬼婆はデマーシア兵を人質に取り、「ガレンの思い出を一つ差し出せば兵士を解放する」と取引を持ちかけました。さらに「約束が破られた場合、破られた側は望む代償を求められる」という条件付きです。

ガレンはその取引を受け入れ、鬼婆に記憶を差し出そうとします。ところが鬼婆は、一つではなく、ガレンの記憶の中からラックスに関わる思い出を根こそぎ奪っていきました。記憶は奪われると、奪われたこと自体を忘れてしまうため、本人にはどれだけ取られたかも分かりません。
それでもガレンは異変に気づき、鬼婆に斬りかかります。鬼婆が「どうして分かった?」と問うと、ガレンはこう答えました。
「気持ちが…軽くなった。すっきりと」――その“違和感”で気づいたのだ、と。
記憶が消えても、胸の重さが消えたことで逆に分かってしまう。それほどまでにガレンは、妹のことを思い悩み続けていたということです。守りたいのに、国のルールがそれを許さない。だから抱え込む。――この不器用な優しさと重さこそが、ふぉー的推しポイントです。なお、奪われた記憶は返してもらいました。
まとめ
ガレンは、デマーシアの理想を体現する「勇士」であると同時に、クラウンガード家の跡継ぎとして“王家の盾”になる宿命を背負った人物です。叔父の殉職をきっかけに魔法を脅威と確信し、規律と誓いで自分を鍛え上げ、ドーントレス前衛隊の剣撃士官へと上り詰めました。
しかし彼の物語の核にあるのは、栄光だけではありません。魔法を宿す妹ラックスを守りたい気持ちと、メイジを忌む国のルールがあります。その板挟みが、ガレンの心を常に揺らします。鬼婆に記憶を奪われても“軽くなった違和感”で妹の存在に気づいたように、ガレンは記憶より深い場所で妹を思い続けているのです。
そしてサイラスの脱獄は、その葛藤を現実の衝突へと変えました。妹を利用された怒り、国を守る使命――ガレンはそのすべてを受け止めながら、それでも前に立ち続けます。ガレンは、デマーシアを語る上で欠かせない存在なのです。

ガレンめちゃめちゃ好きになったわ!

王に剣と忠誠を誓う騎士道と、妹を思う葛藤――その両方を抱えて戦うのがいいんだよね。

